工場見学の感想

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本日とある肥料製造現場に視察に行きました。

結構山の中でしたが何とか辿りつけました。

今回はとある活性炭を製造するメーカーから出る排水汚泥と集塵機で集められたスペック外の活性炭屑を肥料化して貰うという事で挨拶と現地確認をしに伺いました。

事務所で部長と営業担当者とあれこれと勉強を兼ねたお話をしましてそれが終わるといよいよ工場内を案内して貰いました。

中はこんな感じ。

向こう側にあるのが木の皮で手前が汚泥です。

それらを混ぜ合わせ1か月程置き一次発酵。

向こう側に少し見えるのが撹拌器で自動で搬送されるとの事。工場内は見渡す限り人が居ません。

木はふるいにかけられまた再利用されます。

後は重機で繰り返し切返しという作業を経て熟成させます。

ちなみに臭いがキツイ(>_<)一旦服に付いたらその日は一日臭いがついて回ります。肥料会社はどこもそうです。

外にはカラスが沢山飛んでましたが入れないように網がしてありました。

中国には輸出されていてベトナムに進出を試みたが分別の意識が低い上ナイロンやガラスの入った肥料は嫌煙されるとの事でまだ化学肥料を使っているところが多いみたいです。

日本でニンニクの有機栽培のカリスマ(名前はど忘れしました)がいるらしいのですがそれを崇拝する学生がマネをしようと勉強されているみたいですが外来種は嫌われるらしくなかなか実現が難しいのだそう。

八千万程の補助金を貰いJICAとの共同研究もやったが仕事が行き詰まったら結局放置状態であまりいい結果は出せていないとの事で諸事情もありJICAとは仕事をしたくないという会社が非常に多いと伺った。(勿体ない(>_<))

あと面白いのが、これからは蛆虫が非常に有望だという事。中国では貴重なタンパク源として蛆虫を食すという文化があるらしい。衛生管理され育った蛆虫は体にもいいので食料難の地域などで人々の栄養源になる可能性を大いに秘めているとの事。

ちなみに私は蜂の子ですら食べたくありませんし地球上で蛆虫しか食べ物が無くなっても食べる事はないでしょう。

学者と蛆虫の会というのを立ち上げこれから研究されていくらしいです。

余談ですが東大発ベンチャーでマザーズ上場?だったかユーグレナという会社があるんですがユーグレナってミドリムシの事で、栄養価が高く難民の飢餓を救える救世主として普及活動されていたのが発端だったのですが日本では最初数百社と商談したけど全く相手にされずもうダメかもと思った矢先に伊藤忠商事が現れ取引が始まるや今は全国のコンビニやスーパーでユーグレナ入りのヨーグルトやサプリが売られています。バイオ燃料としてジェット燃料に使用されたりマツダと車の燃料としての共同開発もされたりしています。

蛆虫もいつの日かそうなる日が来るかもしれませんね。

今日は書き過ぎました。

最後まで読んでくれた方。

ありがとうございます。

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