くろがね産業では朝礼時に京セラフィロソフィーのテーマに沿って自己の考えを述べるという風習があります。
今週のテーマは他社の模倣をするのではなく試行錯誤して独自のノウハウを蓄積する事と出来るまで諦めずにやり切る事の重要性を自身の経験をもとに解説してあります。
私はザものつくり的な会社に長く居ましたからその重要性や難しさは嫌という程実感して来ました。それと同時に日本の製造業の衰退と行き詰まりを感じていた中で激務で限界を感じ退職してしまいました。
かなりの勇気が要りましたし、エネルギーも使いました。嫁さんにも嫌われ周りから反対されましたが人生何事もチャレンジだし僕の人生観とはかなりのズレが生じていたので後悔は全くしませんでしたが。
あと独身の時から貯めたお金を財テクでかなり増やしていたのでそれを資金種にしてフランチャイズのお店か事業をやる気でいたのですがこれもまた大反対され踏み止まりサラリーマンになる事にしたのですが(>_<)
それは良い判断だったのかもしれませんし悪い判断だったのかは分かりませんが後悔はしていません。
今はサラリーマンなので目の前の目標を達成する事だけに集中しないといけないのですがスキルが少しずつ上がり出来る事が増えてくると仕事とはいえ楽しいものです。
分野は違うのですが僕の尊敬する人物で10本の指に入る投資家の小手川 隆 偽名BNFがいますがその人は昔SONYのプレイステーションの蓋を作っていました。資金160万溜まった時点で投資を始めITバブル崩壊後の底無しの暴落相場で250億まで資金を増やしました。しかも買いのみで。これは才能や努力だけでは説明がつかない正に出来ると信じてやり抜いた結果なのだと僕は思っています。
あとは当時不可能だったりんごの無農薬栽培を10年かけて資金も底をつき頭がおかしくなったと言われ諦めかけ自殺する間際に成功させた木村義則さんなんかもそうだと思います。
だから私にもくろがね産業を立派な会社にして皆に感動を与えるような力のある営業マンになる可能性があると思い込む事にします。
現状では泣きたくなる感じなのですが(爆笑)