何だか最近息苦しい。

大気中の二酸化炭素が増えたからだろうか?

いや、違う。

きっと。

リサイクルコンサルタントの
古家です。

最近何かと

二酸化炭素増加による温暖化

がマスコミ、マスメディアを
賑やかにさせていますが、

一つ国の方針として、
企業が
太陽光、風力といった
再生可能エネルギーで発電した電力
購入しやすくなるよう
制度を見直す方針だそうです。

弊社は廃油を回収ろ過して
再生油として販売し、
ボイラー燃料に使用して頂いてます。

これって、
単純に焼却してしまうよりはエコ
なのかもしれませんが、
CO2排出という視点から見ると
時代にそぐわなくなって来ている
感じもあります。

あと以前見学にも行かせて頂いた、
食品残渣等をメタン発酵させ、
タービンを回し発電するバイオマス発電
排水の基準値が厳しくなり、
下水に流せなくなって産廃処理する事により
収支が合わなくなり、
停止しているとも聞きました。

そもそも
外部から資材を集めなければいけない場合、
食品残渣の場合
飼料、肥料にリサイクルされており
安価、または有価物になっている為、
産廃として引き受けても
値段が高ければ物が集まらない
といった不具合が生じます。

自社で何百トンも廃棄物が出るなら
有効かもしれませんが
営業で集めるにはかなりの労力、
時間を費やしますので
ビジネスだけで捉えると
工夫が必要なのかもしれません。

脱CO2、脱温暖化とは簡単に宣言出来ても
乗り越えなければいけない壁は
相当高いと思います。

まず、環境対策がビジネスとして成立する
制度、環境を作らないと
国をあげた取り組みの活性化には
繋がらないのかなと感じています。

個人的にはテスラのイーロン マスクCEOが

CO2削減の技術コンテストに
個人資産から100億を越える報奨金を出す

といった取り組みは
4月にガイドラインが発表予定だそうで
凄く気になるところではあります。

孫正義氏にも得意の千里眼を活かして
脱炭素ベンチャーに
積極的に投資をして欲しいものです。

弊社もゴムのリサイクルを行っており、
脱二酸化炭素推進企業として
飛躍出来る日を夢見ながら
コツコツ愚直に頑張ります。